2019/08/06、ついにUEA(子宮動脈塞栓術)の手術を受けてきました。
3泊4日の入院生活をまとめるととても長くなってしまうため、入院当日と手術当日・翌日で記事を分けて体験談を書きます。
UAE手術前日の入院手続きと持ち物
入院はUAE手術の前日である8月5日の月曜日、13時~14時の間に病院へ向かい入院手続きをしました。
5日の午後、とても暑くて。なんだか他人事のような、変な感覚で病院へ向かいました。
入院の手続きに必要な提出物は3枚の書類です。
- 入院申込書
- 入院時問診表
- UAE同意書
ちなみにUAE同意書については『診療前にいつでも撤回できます』との記載もあるので、万が一「やっぱり手術待ってくれー!」と思えば受けないという選択も可能のようです。
限度額認定証は申請・提出するべし!
UEA(子宮動脈塞栓術)は高額医療に該当します。そのため限度額認定書をすでに持っている人は入院の手続き時に提出すると、後々追加の手続きも必要ないので便利です。
《限度額認定証とは》
限度額適用認定証を提出すると、請求される医療費が「高額療養費制度」の自己負担限度額までとなります。
後からの提示でも、自己負担額を超えた金額は払い戻されます。
限度額認定証について詳しくは以下のサイトを参照してください。
※参照元:どちらも全国健康保険協会~協会けんぽ~サイト
入院時にあって良かった持ち物
入院時に必要な持ち物、例えば下着だとかパンツだとか…は事前に(病院によっては書類など)教えてもらえます。
それとは別で個人的に持って行って助かった~という持ち物とその理由を紹介します。
①:【除菌シート】
食事の前後でも使えることはもちろんなのですが、手術の翌日から痛みのコントロールを坐薬とロキソニンを使い自分で管理します。自分で坐薬を入れる前と後で手の消毒として使いました。
(100均の除菌シートではなく薬用の消毒用のしっかりしたものがベストです!)
②:【上着(カーディガンなど)】
わたしは相部屋でしたが入院患者がいないため実質個室として入院生活を送れたので、部屋の温度も自由に変えることができました。
設定温度は26度でしたが手術後は時より寒く、しかし歩けないのでカーディガンを着て調整しました。
③:【紙パンツ】
これは特に!なぜなら坐薬に慣れていないと…うっかり大変なこと(坐薬成分がおならなどによりちょっともれちゃう) になるからです。紙パンツなら汚れても問題ないし、使い捨てなのが良い。
おススメはコチラ⇒『吸水パッド & ショーツセット 女性用 L~LLサイズ HASO CARE』
履き心地も柔らかくて良いです。
④:【寝たまま飲めるキャップ】
寝たままでも飲めるペットボトルキャップ。手術後は麻酔や痛みで起き上がれないのであればかなり助かると思います。
こういう感じの⇒『ウェステックスジャパン こぼさず飲める ジューシーキャップ』
(100均のストロー付のキャップは横にすると上手に飲めず苦戦しました。)
その他にジップロック(M・L)3枚づつあると何かと便利だと思います。
UAE(子宮動脈塞栓術)の入院治療計画について
わたしのUAE治療の計画ですが、5日に入院、6日にUAE手術、8日午前中に退院とする3泊4日を予定。実際の入院治療の計画書です。
日ごとにどのような治療を受けるのかなど詳細に書かれていて、この用紙に沿って看護師の方から口頭で説明を受けます。
画像だと見にくい、わかりずらいと思うので日程ごとに入院治療計画をかいつまんで説明します。
入院初日の8月5日の入院治療計画
5日は担当の看護師の方から
- 当日から退院までの流れ
- 手術前までに準備しておくこと
- (その時々の)注意点
などの説明を受けます。
5日の注意点は夕食後~手術前までは絶食、水分のみで過ごすことでした。
UAE手術日8月6日の入院治療計画
UAE手術当日は治療前と治療後で入院計画の目的が分かれています。
《治療前》
- 手術前までに最低300mlの水分を取ること
- 時間ごとに行う処置の説明など
- 手術から術後の流れ
《治療後》
- 1日ベットの上で過ごすこと(歩行禁止)
- 主に痛みにに対しての処置・対応方法の確認
手術日の入院治療計画はこんな感じです。特に心配・不安なことがあればこの入院治療計画の説明を受けている時に聞いておくと良いです。
UAE手術翌日8月7日の入院治療計画
UAE手術翌日の入院治療計画はとてもシンプルでした。
- 歩行はベッドからトイレ間のみ可
- 自分で痛みのコントロールをする
痛みのコントロールとは「自分自身で正しく服薬して痛みを最小限に抑える」ことです。
退院日の8月8日の入院治療計画
退院日については、「退院後の生活での注意点を理解し次の診察の予約をして退院する」って感じです。まぁ、そのまんまですよね。笑
簡単になりますが、以上がわたしの3泊4日のUAE入院治療計画になります。
UAE手術前日に確認すると良いこと
入院日は今後の入院治療計画をしっかり把握して、不安なくUAE手術が受けられるようにしておくことが何より大切ですが、特にこれは確認・やっておくと後々良いぞ!って内容を紹介します。
十分な飲み物を用意しておくこと
UAE手術の治療前は投薬している薬の排出を促すために最低300mlは水分摂取が必要です。(可能であればペットボトル1本くらい)
そして何より入院初日以外はマジで動けないので、あらかじめペットボトル4~5本ほど用意しておくと後の憂いが消えます。
わたしは4本持っていきましたが手術翌日には足りなくなって夫に追加でお願いしました。(3泊4日で6本飲みきった)
ナプキンや替えのパンツは近くの引き出しに
歩行可能になるUAE手術翌日は本当にフラフラ。万が一なれない坐薬により下着を汚してしまってもすぐに出し入れできる場所に変えのパンツとナプキンの用意があるだけで余計な作業がなくなるのでおススメ。
メモを取るための準備
意識がしっかりしてくるUAE手術翌日。自分で服薬をコントロールするときに「○時△分坐薬(ロキソニン)」とメモを取ると服薬ミスを防げます。
紙でメモをするのか、携帯のメモアプリを使うのか、メモをするツールを1つに絞って使うと後々自分の痛みの間隔なども目で把握できるので用意しておくと良いです。
おわりに:次回はUAE手術当日編
UAE(子宮動脈塞栓術)を知ってから、まさかこんなにも早く、まさか自分がUAE手術を受けるとは思ってもみませんでした。笑
入院初日は「怖い」とか、「不安」という感情は不思議と無くて「あ、明日手術前に水分できるだけとらなきゃ」「目覚ましもかけておこう」とか。割と冷静でした。
唯一ビビっていたのは「尿道カテーテル」。いやいや、尿道に管?馬鹿言ってんじゃないよ。入りませ~ん無理で~す、ムリムリ!みたいな。
いよいよ次回は『UAE手術当日編』です。わたしVS尿道カテーテルについても触れますのでお楽しみに!