August Ave.

6㎝の子宮筋腫持ちで妊娠、稽留流産の経験談とUAE(子宮動脈塞栓術)。その後の妊活・妊娠の体験ブログ。そしてこれからのこと。

流産後に子宮筋腫が痛みだす~超激痛から入院までの記録

自然排出の痛みを乗り越え(詳しくは『稽留流産後の自然排出・前兆からの記録』)翌5月22日から再度、子宮がものすごい痛みだしました。

いったい何故?痛みの理由が判明するのは割と先のことになりますが、再度痛み出した日から入院までのことをお話ししたいと思います。

 

流産後に子宮筋腫が痛み出したきっかけ

まず初めにどうして子宮筋腫が痛むとわかったのかというと、自然排出の時は下腹部全体的に痛かったのですが、流産後の痛みは明らかに「子宮筋腫がある場所」のみが痛かったからです。

 

子宮収縮剤を飲んでから激痛が始まった

自然排出後の診療で処方してもらったメチルエルゴメトリン0.125㎎を飲んでから子宮筋腫が痛みだします

初めのうちは「子宮収縮させるから仕方ないのかな~」と思っていたのですが…

明らかに痛い!そして痛みがどんどん強くなってきてる!

ヤバイヤバイヤバイ!で心の中が埋まる。

5月22日の朝にメチルエルゴメトリンを服薬したその日の夕方から

・絶え間ない激痛

 (自然排出時の痛みのピークに近い)

・とんでもない発汗量

 (3・4時間ほどでトレーナーがぐっしょり、寝具は常に水浸し状態)

・痛みで寝られない

 (ほとんど気絶のように30分1時間寝て痛みで起きる)

という日々を過ごすことになります。昨日まで感じていた喪失感もぶっ飛ぶぐらい痛かった…

あまりに子宮筋腫が痛いのでメチルエルゴメトリンの服薬は23日のお昼で辞めました。

あまりに寝られず、部屋の中を意味もなくうろついたり、痛みをごまかすために「その時歴史は動いた」などの歴史系の動画を見ながら横になる(意識が痛みから離れていつの間にか寝られる)ことを永遠繰り返してましたね。

 

カロナールは全く効かない

処方されたカロナールは全くと言っていいほど意味をなさず、4~5時間あけてイブやバファリン、ロキソニンなど試しましたがほんとに全く効かない

というか、日を増すごとに薬が効かなくなっている気がする。

22日、23日と過ぎ、24日の日記に一言だけ「うんちするのも痛い」とだけ書いてありました…笑

実際24日あたりはかろうじてトイレまで歩けるくらい。背筋を伸ばして歩けず、寝てるのもツライ。

「わたしが何したっていうんだよぉ~」と小さいころぶりの大号泣をかます31歳。

悲しげに見つめる夫。まさに阿鼻叫喚の地獄絵図!

薬は効かなかったけれど、ひと昔前に流行った「サルの”反省のポーズ”」が一番楽でした。

 

エルペイン・コーワが効いた!!

5月24日仕事帰りの夫に「エルペイン・コーワ」という生理痛薬の購入をお願いしました。

hc.kowa.co.jp

そして…これが!

効いたー!痛みを40%ほどカットすることに成功!!

子宮筋腫は相変わらず痛いけど少しは動けるところまで痛みを抑えてくれました。

惨い生理痛の人は一度試してみるといいかもしれません。

 

子宮筋腫の痛みを5日間我慢した結果

読んでいると、どうしてそんな激痛を我慢していたのか?と疑問に思われるかもしれません。

初めのほうのブログ(詳しくは『妊娠する前のわたしの状況』)にも書いたように、当時わたしはバンドをしていました。

そしてバンドの解散ライブが5月25日だったのです。

急に決まった解散と流産が重なり、その時は『どうにかして最後のステージでみんなにありがとうを伝えなければ!』の気持ちが強くありました。

その他はもうでうでも良かった。

 

25日のライブ翌日に夜間救急へ

エルペインによって痛みを抑え、アドレナリンの力を借りてライブは無事終えることができましたが、翌日26日の深夜に痛みが強烈なものに変化

日本赤十字病院は患者でいっぱいで待ち時間が長いらしく、そんな待てる余裕がなかったので東京医療センターの夜間救急へ。

東京医療センターでは「ここでは流産後のデータの引継ぎなどができないから詳しくはわからないけれど」という感じで診察を受けます。

触診で子宮筋腫の位置を押されると痛みが強く出ることがわかり、「子宮筋腫の炎症の可能性が高い、日赤には連絡をしておくのでなるべく早めに受診をしてください」と言われました。

触診後は子宮筋腫の痛みを抑えるために「ボルタレンサポ 25mg」という座薬を入れてもらい終了。

令和初の座薬に意気消沈のわたし。ツライ。

 

そして緊急入院へ

27日午前中に赤十字病院へ。血液検査にて炎症値をみるCRPが10.40mg・dL

通常CRPは下限値:0.00、上限値0.30mg・dLなのでかな~り高い数値を叩き出しました。

白血球数を表すWBCは7250uL。上限値が8000uLなのでこちらも高い。

先生からは「今日この後部屋を用意するので入院の手続きしてください。5日間は入院かな」と。

5月27日、ついに緊急入院が決定しました。

 

診察の内容や費用のまとめ

今回は国立病院機構・東京医療センターの内容になります。

~東京医療センター~

【診察内容】

・経腟エコー

・触診

【処方箋】

・ボルタレンサポ25mg

【所要時間】

受付からお会計まで約30分

【費用】

13,830円(税込み)

 

ちなみに時間外診療費が9,000円でした。

自然排出時の痛みが人生で一番痛かったのですが、そのピークに達する痛みの時間を何日も過ごしていると本当にこのまま死んでしまった方が楽!って考えるようになります。

実際は早く病院に行けばよかったのですが、どうして行かなかったのかな。

今考えると謎です

次回は入院期間のお話になります。