August Ave.

6㎝の子宮筋腫持ちで妊娠、稽留流産の経験談とUAE(子宮動脈塞栓術)。その後の妊活・妊娠の体験ブログ。そしてこれからのこと。

UAE・子宮動脈塞栓術の講座へ行く

UAE治療 講座

前回UAE(子宮動脈塞栓術)についてどういった治療方法であるかなどを説明しました。(詳しくは『切らない子宮筋腫の治療?UAE(子宮動脈塞栓術)との出会い』)

今回は調布keijinkaiクリニックで定期的に行われているUAE(子宮動脈塞栓術)の市民講座に参加した感想をお話ししていきます。

 

UAE(子宮動脈塞栓術)の講座について

切らない子宮筋腫の治療ということで調布keijinkaiクリニックの存在を知ったときに、このような講座が開かれていることを知りました。

UAE 子宮動脈塞栓術 講座

(出典:『子宮筋腫・子宮腺筋症治療の市民講座』.pdf)

月に1度のペースで開催されているようです。

 

UAE講座の受講は無料・予約は事前に必要

わたしは夫と一緒に講座を受講しました。しかし、予約することをすっかり失念していて、いざ受講希望の連絡をしたのは前日7月23日。

それでも快く受けてもらえて一安心。

受講料も無料なので負担も少なく気軽に聞ける感じがうれしいです。

筆記用具は持っていくと良い

当日の講座では資料がいくつか配布されます。(事前にクリアファイルにまとめてもらっている)

また、講座の最後に簡単なアンケート用紙の記入もあるため筆記用具は必須です。

 

実際にUAE治療をする医師が講師をつとめる

何よりも「このUAE治療講座を受講したい!」と思ったのは、講師の先生が1998年よりUAE治療の第一人者としてこれまで約3600症例を経験し、治療を行っている医師であるという点です。

現役で治療をしているということは信頼感がもてるなと感じました。

 

UAE(子宮動脈塞栓術)講座の感想

調布keijinkaiクリニックにてUAE(子宮動脈塞栓術)の治療を行っているのは副院長の瀧康紀さんという医師です。

講座ももちろん最初から最後まで瀧医師(以下瀧先生)が説明をしてくれました。

また京王線「柴崎駅」から徒歩3分と病院へのアクセスはとても良かったです。

では早速、UAE治療の講座を受講した感想についてお話します。

 

大きなスクリーンで分かりやすい説明

手元には事前資料が用意されていますが、講座の最中は大きなスクリーンを見ながら

・UAE(子宮動脈塞栓術)治療の歴史

・UAE治療の方法

 (使用器具など詳細に知れる)

・UAE治療の安全性やリスク

・瀧先生のUAE治療の経歴

・なぜ妊娠希望者へ禁忌とされているのか

などなど、かなり深くわかりやすく知ることができます

例えばUAE治療の細いカテーテルを子宮動脈の中を進めていく最中の実際の動画も見せてもらえました。

言葉を想像しながらではなく、動画などで実際の治療中の動きを見ることができるので「わからない」ということがなかったように思います。

中でも瀧先生個人の経験について

・平均治療時間(グラフ化)

・術後の患者の容態の変化

などを良い・悪いを含めて事細かに教えてもらえることに安心を感じました。

 

受講人数は12人ほど

会場には16席用意があり、受講人数は12人ほど。夫婦での参加者は2組で、瀧先生の他に別の病院の産婦人科、放射線科の医師?看護師?も数名講座を聴きにきているようでした。

 

質問しやすい空気で安心

UAE治療についての説明が終わった後に質問を受け付けてくれるのですが、講座の予定時間1時間を越えても焦らされることもなく時間をかけてもらえるので質問もしやすいと思います。

受講者はみんな何かしら子宮筋腫で悩みを持っていることも質問しやすい環境といえます。

 

子宮筋腫で悩むいろいろな人が受講していた

講座で質疑応答時、それぞれの悩みや今までの治療歴などの受け答えがあり、耳を傾けていると

・子どもが欲しいがどの病院に行っても子宮全摘手術しかないと診断されている

・薬での治療を試みたがあまり結果が出なかった

・10cm以上の大きさの子宮筋腫がある

などなど、 たくさんの悩みを抱えて最終的にUAE治療にたどり着いた方が多い印象に感じられました。

 

講座受講後に診察予約もとれる

UAE治療の講座を受講して「しっかり見てほしい・詳しく相談したい」という方は帰り際に診察の予約をすることが可能です。

私自身も2日後に診察予約をしました。

 

 おわりに

瀧先生が入室したとき内心「え?(見た目)こんなイケイケな感じ?大丈夫なの?」とめちゃくちゃ不安をあおられましたが(めっちゃ失礼)、最後は本当にUAE治療の講座を受けてよかった!と思えました。

次回は2日後。調布keijinkaiクリニックへの検診の話になります。

またね。