自然排出(自然流産とも言うそう)は強い痛みを感じる人、生理痛が少し重たくなった感覚の人など様々いるそうです。
今回は稽留流産後の自然排出について
・自然排出の兆候~排出までの過程
・自然排出の痛みの変化
・胎嚢が出るまでの出血量
など、経過も含めて記録していこうと思います。
稽留流産後~自然排出の経過について
最初に自然排出の経過をザラっと。
【5月16日】
⇒稽留流産と診断される
【5月19日】
⇒夜から少し腰が重くなる(生理痛のような感じ)
【5月20日】
⇒茶色いオリモノ、夕方から少しずつ血が出始める
【5月21日】
⇒朝4時半くらいから超激痛、1時間後に胎嚢が出る感覚があるが痛みが引かず救急車で日本赤十字病院へ。
こんな感じです。
もう少し詳しく説明と補足していきます。
自然排出の兆候について
5月19日の夕方から夜にかけて少しずつ腰が重くなり、出血のない生理痛のような感覚。
翌日20日は1日中少しの茶色いオリモノと痛みが常に続いていました。なんとなくこれはそろそろだな、という予感もしていました。
19日~20日にかけての痛みはまだ生活することに支障はないレベルです。
自然排出は激痛!痛みの変化
19日~20日はよくある生理痛の痛み。
21日回った深夜あたりから寝てても起きてしまうほどの痛みに変化。痛みと痛くない時間が交互にきます。
3時回ったあたりから寝られないほどの痛みに。言うなれば超強烈な便意!
4時半を回りトイレから出られず、31年間生きてきて一番の激痛の時間をさまよい続けますが、耐えられずにに5時くらいに救急車を呼びました。
そして5時半前に胎嚢が出る感覚があり、痛みが引くかと思いきやそんなにひかず日本赤十字病院の救急車到着。
朦朧とする意識の中、気が付けば救急車の中の景色、あっという間に病院の処置室へ。
処置が終わった後にやっといつもの生理痛くらいまで痛みが引きました。
痛み意外に感じた体の変化としては寒気と汗が凄かったです。毛布にくるまっていないと寒くて寒くて。
そして大量の汗。トイレでうずくまっているだけなのにトレーナーは汗でぐっしょり。足からも額からもポタポタとめどなく汗が落ちました。
しかし痛みについての本当の悲劇はこの日から始まるのです。(この話は後日に続きます…)
すごく変な表現なのですが、強烈な痛みの中『自然排出 激痛』などスマホでどうにか検索を試みたのですが、文字が痛くて(視覚から痛みを感じる)スマホを放り投げたほどです。
胎嚢が出るまでの出血量について
5月20日22時過ぎに茶色いオリモノから少量の血に変化。
それからは痛みの大きさとともに血の量も増えてきたので夜用のナプキンを使用しました。
そして21日の朝3時過ぎからは出血量も増え2日目の生理ほどの量、トイレで力むと「びゅー!!」っとおしっこかな??くらい出たりしました。
「胎嚢は出たらわかる」は本当
あくまでわたし個人の感覚ですが、「あ。胎嚢が出たかも」という感覚はわかりました。
特に「胎嚢が出てきそう」という感覚はなくて、継続する痛みの中で急に『ポコ!(にゅるん!)』っと出てくる感じです。
この時、胎嚢を拾える場合は何かの容器(ビニール袋やジップロックなど)に入れて病院へもっていくと病理検査してもらえます。
わたしは胎嚢を出してすぐ救急車が到着した&激痛で胎嚢を拾うどころではなく、流してしまいました…。
結局救急で運ばれてから経腟エコーで子宮内を見てもらったところ、胎嚢はきれいに全部出ていることが確認できたので、改めてその日の午前中にかかりつけの医師に診てもらう予約を取りタクシーで帰宅しました。
自然排出後の処方箋について
21日救急で診てもらって帰宅後、その日の午前11時くらいに改めて日本赤十字病院へ。
実は早朝の救急の診療後に2種類の薬を処方してもらいました。
・カロナール錠 200㎎
・メチルエルゴメトリン錠 0.125㎎
1週間分の処方箋をもらう
ほんの少し痛み残るものの、カロナールのお陰で午前中の診療も無事終了。引き続き、カロナールとメチルエルゴメトリンを1週間分処方してもらいました。
そして…このメチルエルゴメトリンを飲みだしてから子宮筋腫が暴走を始めます。
診察の内容や費用のまとめ
今回、救急で運ばれた時の領収書を紛失してしまい金額が不明なのですが…たしか夫が「薬代と診療代だけで済んだ」と言っていた記憶がうっすらあります。
そのため21日午後の診療についてだけ。
【診察内容】
・経腟エコー
【処方箋】
・カロナール200mg
・メチルエルゴメトリン0.125mg
【所要時間】
受付からお会計まで約30分
【費用】
1,940円(税込み)
「自然流産は小さなお産である。」とどこかのブログで読みました。わたしはほんとに気が狂いそう…気が遠のくほど激痛でしたがそうでもない人もいるようです。
胎嚢が出た後については強烈な痛みは徐々に引いてきましたが、安堵感と喪失感が一緒になって押し寄せてこころが忙しかったです。
赤ちゃんがいなくなってしまったんだ…って大きな悲しみは筋腫の痛みが落ち着いてから(わたしの場合はかなりの時間差)ドン!っとやってきました。
次回は、子宮筋腫の暴走記録になります。
おたのしみ?に。